ヒメノヤガラ 2



和名は一見、オニノヤガラに似ているけれど、小型なことからついたようですが、
オニノヤガラとは同じ属ではありません。




久しぶりに対面したヒメノヤガラはまたしても熟年兄弟。
次回は瑞々しい花に逢えますように。

’22.7.29撮影 佐賀県
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  Hetaeria shikokiana (Makino et F.Maek.) Tuyama
ヒメノヤガラ(姫之矢柄) / ラン科 ヒメノヤガラ属 菌従属栄養植物 / 7~8月 / 本州(岩手県以南)~九州
  暖温帯の林下。草丈5~20cm。根茎はやや太く、横に這い、小型の鱗片がある。花も茎も橙色。茎はやや肉質で鱗片葉
  を互生する。鱗片葉は長さ4~10mm、膜質で基部が鞘となる。花は総状花序で5~10花つき、花柄子房は花茎に沿って
  上方に伸び、花被片は直角に曲がる。苞は卵状長楕円形~卵形、側花弁は狭長楕円形、長さ3~4mm、筒状になり先が
  わずかに開く。唇弁は上に付き、先がT字に分かれ、長さ約6mm。

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