ハツシマラン  '23  '25


                                  ’25.8.4撮影 福岡県

激しい雷雨のなかの撮影になりました。
今年は個体数が少なく、存続が心配です。異常気象が影響したのでしょうか。



                    ’25.8.4撮影 福岡県



                    ’25.8.4撮影 福岡県

萼片外側は白い毛が密生しています。



                    ’25.8.4撮影 福岡県




                        ’23.7.25撮影 福岡県



                    ’23.7.25撮影 福岡県



                    ’23.7.25撮影 福岡県



                                ’23.7.25撮影 福岡県


                                  ’23.7.25撮影 福岡県

今年は3~4日早すぎたかな?
花茎を上げた株数も減ったような。
大雨の影響かもしれないけれど、
この場所がすっかり知れ渡り、見物人の多さに不安を感じます。

’23年撮影



< ハツシマランとハクウンランの比較 >


両種は似ていますが、
ハツシマランはイナバラン属で、ハクウンランはハクウンラン属です。
ハツシマランには唇弁基部の櫛の歯突起がないのでハクウンラン属ではないそうです。
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 Odontochilus hatusimanus Ohwi et T.Koyama
ハツシマラン(初島蘭)/ ラン科 イナバラン(オオギミラン)属 多年草 / 7~8月 / 九州(福・大・鹿)
 
 常緑広葉樹林下。茎は匍匐し立ち上がり、高さ10~15cm。4~7枚の葉をつけ、葉身は卵形~楕円形で長さ2~4cm。花柄は長い毛に覆われ、3~7個の花をつける。萼片と側花弁は兜状になり、萼片外側は毛が密生する。唇弁は他の花被片より長く、約5.5mm、先は2深裂して逆Y字状、白色(僅かに桃色を帯びることもある)。初島博士が鹿児島県で発見された業績を記念し命名された。

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