ハチジョウシュスラン '15 '17


                    ’17.9.29撮影 九州南部



                   ’17.9.29撮影 九州南部

↑花数が多くて紅色を帯びている株を見つけると、
可愛くてテンションが上がります。
この株、数日後はさぞかし美しくなっていることでしょう。

↓側花弁が紅色を強く帯びたものと、少ないものがものがあります。



                                 ’17.9.29撮影 九州南部



                                ’17.9.29撮影 九州南部



                     ’17.9.29撮影 九州南部

画像で見ると、目立つランのように見えますが、
薄暗い場所、陽射しが十分ある時間帯は木漏れ日が邪魔をして
枯れ葉の風景に同化します。
九州人にとっては滅多に逢えない希少なランですが、関東地方では個体数が多いそうです。





                  ’15.9.20撮影 九州南部



                  ’15.9.20撮影 九州南部



                                   ’15.9.20撮影 九州南部



                  ’15.9.20撮影 九州南部

葉は個性的ですが、花は地味だと思っていましたが、
花も多いとインパクトがあります。
写真では派手に見えますが、
薄暗い場所、強い光が当たっている場所では、なぜか目立ちません。
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 Goodyera hachijoensis Yatabe var. hachijoensis
ハチジョウシュスラン(八丈繻子蘭)/ラン科 シュスラン属 多年草/9~11月/本(岩手、関東南部)~沖
常緑広葉樹林の林床。草丈10~25cm。茎の基部は地上を這い、節から根を出し、上部は立ち上がる。葉は疎らに3~4個つき、葉身は卵形~長楕円形、長さ3~4cm、幅2~2.5cm。濃緑色で、中肋に沿って白色の帯状斑が入る。葉は変化が多い。花は茎頂に総状花序となり、汚白色でわずかに紅色を帯びた小さな花を多数つける。苞は線状披針形で鋭尖頭、縁に毛がある。背萼片は卵形で鈍頭、長さ約4mm、側萼片は長楕円状卵形で鈍頭、帯緑色、背萼片とほぼ同長。側花弁は倒披針形、白色、萼片とほぼ同長で、背萼片と兜状になる。唇弁は広卵形でやや鈍頭、淡黄色、基部は袋状で長さ約4mm。蕊柱は短く、長さ約2mm、葯は淡褐黄色。花粉塊は黄色。中脈に白い筋の入らないタイプをオオシマシュスランという。
(変種)カゴメラン  Goodyera hachijoensis Yatabe var. matsumurana (Schltr.) Ohwi:帯状白斑がなく網目状白斑が入るもの
(品種)オオシマシュスラン  Goodyera hachijoensis Yatabe var. hachijoensis f. izuohshimensis Satomi :葉に模様の入らないもの

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