ギンラン

                  ’11.5.30撮影 くじゅう(大分県)



                   ’12.5.23撮影 くじゅう(大分県)



                    ’11.5.30撮影 くじゅう(大分県)



                  ’04.5.9撮影 佐賀県


                                  ’03.5.17撮影   熊本県
意外なところでいくつも見かけるようになりました。
金銀並んで生えているところは、まだ見たことがありません。

よく似たササバギンランは全体に大きく、茎の高さが30~50cmで、葉はやや幅が狭く、
ふつう茎上部の葉は花序よりも長いので、全体のバランスが異なります。
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Cephalanthera erecta (Thunb.) Blume 
ギンラン(銀蘭)/ ラン科 キンラン属 多年草 / 5~6月 / 本、四、九
林内。草丈10~30cm。葉は互生、3~6個つき、葉身は狭長楕円形、長さ3~8cm、幅1~3cm。先は鋭頭で基部は茎を抱き、無毛。花は茎頂に数個つき、白色。苞は狭三角形、長さ1~3mm、下の1、2個は長くなる。萼片は披針形、長さ7~9mm、先がやや尖り、側花弁は広披針形、鈍頭で萼片よりやや短い。唇弁は基部が短い距となり、舷部は3裂し、側裂片は三角形、中裂片は楕円形で中央に5本程度の隆起線がある。
品種のヤビツギンラン(f. pelorica)は唇弁が花弁化(ペロリア化)し、距がない。
似た種に、苞が著しく長いササバギンラン 、距が明らかに短いクゲヌマランがある。

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