ガンゼキラン'09

5年ぶりの再会です。
台風や大雨で谷の様子は変わっていましたが、予想以上に群落は残っていました。
岩石蘭という名前は偽鱗茎(バルブ)が岩のように硬いことによるそうです。


'09.5月 鹿児島県

 Paraphaius flavus (Blume) J.W.Zhai, Z.J.Liu et F.W.Xing
ガンゼキラン(岩石蘭)/ラン科 ガンゼキラン属 多年草/ 5~6月 /本(伊豆七島・静岡・紀伊半島)~沖
暖温帯~亜熱帯の常緑広葉樹林下。草丈40~60cm。根元には円錐状のバルブ(偽鱗茎)になり、卵状円錐形で稜があり、長さ3~5cm。葉は3~5個つき、狭長楕円形で大型、長さ30~50cm、幅5~8cm。両端は細まり、縦じわがある。花茎は側生してやや太く直立し、やや疎らに5~18個の淡黄色の花をつける。苞は膜質で長楕円形、長さ1.5~2cm。萼片と側花弁はやや厚い肉質、狭長楕円形で鈍頭、長さ3~3.5cm、幅1~1.5cm。唇弁は少し短く、くさび状倒卵形で基部は蕊柱を包み筒状、先端は細かい襞があり茶色(褐色)を帯びる。基部は短い距となり、披針状で後方に突出し、長さ7~8mm。 

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