フウラン 2
















フウランの花は全体真っ白、長い距が特徴ですが、
夜行性のヤガの仲間などに受粉してもうのに適してるそうです。
蜜を溜めた距が長くても、口吻の発達したヤガの仲間だったら楽勝。
夜間だけ芳香を放つなんて、効率いいやり方ですよね。





イヌマキに大群生。


’15.7.2撮影 福岡県
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 Neofinetia falcata (Thunb.) Hu
フウラン(風蘭)/ ラン科 フウラン属 常緑多年草 / 6~7月 / 本(関東以西)~沖
 
暖温帯~亜年帯の主に海岸近くの樹幹、岩上に着生茎は短く、基部で分枝し、葉鞘で密に覆われる。葉は2列に互生、葉身は広線形、長さ5~10cm、幅7~8mm。質は革質で硬く大きく曲がり、断面はV字形で、背面に鋭い稜がある。花は下部の葉鞘の腋から、長さ3~10cmの花茎を出し、先に総状に3~10個の白色の花をつける。苞は卵状披針形、長さ4~7mm。萼片と側花弁は線状披針形で鋭頭、長さ約1cm。唇弁は長さ7~8mm、中部付近で浅く3裂し、側裂片は半円形、中裂片は狭卵形。距は線形、唇弁の基部から前方に大きく湾曲して下垂し、長さ4~5cm。

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