アツモリソウ

アツモリソウ ’03.4.22撮影 筥崎宮花庭園  アツモリソウ ’03.4.22撮影 筥崎宮花庭園
<園芸品>

園芸品ですが、参考のため撮影してきました。
クマガイソウとは葉の形も花の形もだいぶ違いますね。
熊谷草に対して平敦盛の母衣(矢除けの布製の袋)に見立てた名前だそうです。


 03.4.22撮影 筥崎宮花庭園(福岡県)

 Cypripedium macranthos Sw. var. speciosum (Rolfe) Koidz.
アツモリソウ(敦盛草) /ラン科 アツモリソウ属  多年草 /5~7月 /北、本(中部地方以北)
  亜寒帯~冷温帯の草原や疎林下。草丈30~50cm。地下茎は短く、横に這い、多くのひげ根を出す。茎は直立し、葉とともに疎らに毛がある。葉は3~4個が互生、葉身は長楕円形、長さ8~20cm、幅5~8cm。基部はあまり茎を抱かない。花は茎頂に1個つき、淡紅色~紅紫色。背萼片は卵形で鋭頭、長さ4~5cm、側萼片は卵形で合着し、背萼片よりやや短く、先端がわずかに2裂し鋭頭。側花弁は卵状披針形、鋭尖頭。唇弁は大きな袋状、長さ3~4cm、幅約2.5cm、内側に斑点模様があり、ここに長毛が散生する。 

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