タチネコノメソウ


             ’08.3.25撮影 井原山(福岡/佐賀県)




                                  ’10.3.19撮影 井原山(福岡/佐賀県)


全体にほとんど無毛で、葉は互生です。



                                ’03.4.6撮影 井原山(福岡/佐賀県)




                                    ’15.4.25撮影 くじゅう(大分県)

 Chrysosplenium tosaense (Makino) Makino ex Sutô
タチネコノメソウ(立猫の目草) / ユキノシタ科 ネコノメソウ属 多年草 / 4~5月 / 関東以西~九州
  山地の谷沿いの水湿地。草丈5~10cm。地中に細くて短い走出枝を出す。花後、走出枝の基部は膨らみ、葉を出して
  新株をつくる。根出葉はほぼ円形、基部が心形、縁に5~9個の円い鋸歯があり、ほぼ無毛。根出葉は有柄。茎には葉は
  ないか、1~2個が互生する。花は茎頂に集散花序となり、径約3mmの花を多数つける。下部の苞は根出葉と同形。
  萼片は花時には緑色で平開し、広卵形で鈍頭。花盤は黄緑色~淡緑色。雄しべは8個、花時には直立し、萼片より短い。
  裂開前の葯は黄色。花柱は極めて短く、花時には直立するが、果時には平開する。 果実(蒴果)は刺股状、やや扁平で
  花柱間で裂開する。

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