イワボタン 4


                                 ’23.4.3撮影 矢部村(福岡県)

林道沿いの数カ所でイワボタンが群生しています。
茎葉の色は暗緑色~暗褐色~暗紫褐色といろいろです。



                                 ’23.4.3撮影 矢部村(福岡県)




                                   ’22.4.10撮影 矢部村(福岡県)



                                   ’22.4.10撮影 矢部村(福岡県)





                                   ’10.4.4撮影 矢部村(福岡県)

狭い林道のこの一角はイワボタンとシロバナネコノメソウの楽園です。



                                     ’10.4.4撮影 矢部村(福岡県)
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 Chrysosplenium macrostemon Maxim. var. macrostemon
イワボタン(岩牡丹) / ユキノシタ科 ネコノメソウ属 多年草 / 4月 / 本(関東以西)~九
別名ミヤマネコノメソウ。草丈3~15cm。走出枝は、花後伸び、基部のものより大きな葉を数対つける。根出葉は花時にも残り、葉身は広卵形~狭卵形、長さ0.5~5cm。基部はくさび形、先端に4~9個の内側に曲がる鋸歯がある。表面には普通灰白色の斑紋が入る。葉柄は長く、長さ2.5cm。茎は暗紅色を帯び、茎葉は1~2対、卵円形~卵状楕円形。苞は下部のものは暗緑色~濃緑色で、楕円形~楕円状披針形、上部のものは卵形で、鮮黄色~緑黄色。花は径3~4.5mm、花弁はなく、萼裂片は楕円形~三角状卵形、長さ1~1.8mm、淡緑色~黄緑色、花時には斜開~直立する。雄しべはふつう8個で、萼片より長く、長さ2~3mm。開花前の葯は黄色または帯赤褐色。子房は中位。花柱は長く、花時には直立し、長さ1.5~2mm。果実(蒴果)は斜開し、2個の心皮は大きさが異なる。種子は楕円形~卵形、長さ0.8~1mm。隆条に根棒状突起が密に並ぶ。 

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