ホクリクネコノメ


                   ’19.4.10撮影 長岡市(新潟県)


苞は鮮黄色、萼片はくすんだ黄緑色で直立、暗紅色の葯をつけた雄しべが萼から飛び出ています。



                    ’19.4.10撮影 長岡市(新潟県)



                                     ’19.4.10撮影 長岡市(新潟県)



                                  ’19.4.10撮影 長岡市(新潟県)

薄暗い沢沿いでも鮮黄色の苞がよく目立ちます。



                                    ’19.4.9撮影 雪国植物園(新潟県)

↑子房が膨らみ果実になりつつある個体です。

↓果実期になると全体に緑っぽくなるので、ホクリクネコノメの仲間を識別するのは難しいですね。


                                   ’24.4.23撮影 越前市(福井県)

Chrysosplenium nagasei Wakab. et H.Ohba var. nagasei 
ホクリクネコノメ(北陸猫の目)/ユキノシタ科 ネコノメソウ属 多年草/4~5月/本(山形~島根県の日本海側)
山地の谷沿いの林下、湿地。草丈10cm前後。根出葉は花時まで残り、卵形~楕円形で脈は浮き出、6~10対の鈍鋸歯がある。茎は赤みを帯び、茎に時に1対の葉を対生する。花弁はなく、苞は上部のものは広楕円形で鮮黄色。萼片は4個で直立し淡緑色。雄しべは8個で葯は暗紅色、萼片より長い。 

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