ノアズキ

’０７．７．３１撮影　阿蘇外輪（熊本県） 　　　　　　　　　　　　　’０７．７．３１撮影　阿蘇外輪（熊本県） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　’０２．８．１２撮影　平尾台(福岡県) ノアズキもヤブツルアズキも同じアズキ属かと思ったら、 ノアズキはノアズキ属で、ヤブツルアズキはササゲ属なんですね。 アズキのご先祖はノアズキではなく、ヤブツルアズキらしい。 ＜ノアズキ ・ ヤブツルアズキの花比較＞

Dunbaria villosa (Thunb.) Makino ノアズキ（野小豆）　／　マメ科　ノアズキ属　つる性多年草　／　８～９月　／　本、四、九 日当たりのよいところ。全体に軟毛があり、葉の裏面と萼には赤褐色の腺点がある。葉は３小葉からなる。小葉は長さ幅ともに１～３cmの卵状菱形。花は黄色で長さ１．５～１．８cm。変わった形の蝶形花で、旗弁は右側が大きく、竜骨弁はクルリと曲がって左側の翼弁と一緒に上向きになる。右側の翼弁は竜骨弁の基部をとり巻いている。豆果は長さ約4cmの広線形で短毛が密生し、なかに６～７個の種子が入っている。 ＜よく似たもの＞ ヤブツルアズキ：茎や葉に黄褐色の長毛があり、小葉はやや大きく、細卵形で浅３裂し、腺点がなく、豆果が線形。