ヤクシソウ


                   ’04.9.20撮影 平尾台(福岡県)



                  ’04.9.20撮影 平尾台(福岡県)



                 ’14.10.27撮影 多良岳(長崎県)



                ’02.9.21撮影 高隈山(鹿児島県)


↑葉に不規則な浅い鋸歯があり、基部が張り出し、茎を抱いているのが特徴です。
↓花は咲き終わると、ぐったりとうなだれます。



                                 ’02.10.6撮影 平尾台(福岡県)



                      ’15.12.1撮影 天山(佐賀県)

少し前まで黄色の花を咲かせていたヤクシソウが
果実盛りになっていました。
総苞は黒っぽくなり、真っ白な冠毛が目立ちます。

 Crepidiastrum denticulatum (Houtt.) Pak et Kawano
ヤクシソウ(薬師草) / キク科 オニタビラコ属 2年草 / 8~11月 / 北海道~九州
名前の由来は諸説あり薬師堂のそばで見つけられたから、薬用にされたからなど。日当たりのいい山野。高さ30~120cm。根生葉は長い柄のあるさじ形でかたまってつき、花期には枯れる。茎葉は互生し、長さ5~10cm、幅2~5cmの長楕円形または倒卵形で、ふちには浅い鋸歯があり、基部は後方に大きくはりだして茎を抱く。裏面はやや白っぽい。頭花は直径1.5cmほどで、筒状花はなく、舌状花だけ。花が終わると頭花は下向きになる。花のあと下部はふくれてかたくなる。そう果は黒褐色で、冠毛は純白色。 

Home