シロヨメナ


                ’19.10.7撮影 普賢岳(長崎県)

白っぽいノコンギクはよく似ているので、悩むことがあります。
葉の3行脈が目立ち、先の尖り方が鋭角なので、シオヨメナと判断しました。



                                   ’03.10.18撮影 前津江(大分県)



               ’02.10.13撮影 横倉山(高知県)

日陰に咲いていることが多いので、ブレ写真ばかり。(-.-;)
似ているものにイナカギク、白色のノコンギクがあり、見分けがつきにくい個体もあります。
典型的なシロヨメナの特徴は
葉が基部1/3あたりで急にくびれ、3行脈のものが多いようです。
茎や葉裏の毛も僅かか無毛で、すっきりとしています。

 Aster leiophyllus Franch. et Sav. var. leiophyllus
シロヨメナ(白嫁菜) /  キク科 シオン属 多年草 /  8~11月 / 本 州~九州 
山中の半日陰、山林の縁。高さは30~100cm、葉は長楕円形披針形で基部の1/3付近で急にくびれ、葉先が鋭く尖る。舌状花は白色で頭花の直径は1.5~2cm程度、ヨメナやノコンギクに比べて小さい。そう果には5mmほどの長い冠毛がある。
 <似たもの比較>
  イナカギク(ヤマシロギク) : 葉や茎に細かい毛があり葉は茎を抱く。総苞が太い。
  ノコンギク : 花びら(舌状花)はふつう淡紫色。葉の基部から1/3付近は急にくびれることはない。
  シラヤマギク : 葉はハート形で長い葉柄がある。 

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