センボンギク (別名タニガワコンギク)  2




宮崎の渓谷で見たセンボンギクは葉が線形でしたが、こちらは披針形。ホソバコンギク?
ホソバコンギクをノコンギク含め、渓流沿いの葉が線形~披針形のものをセンボンギク
とする考え方だとセンボンギクだと思います。






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 Aster microcephalus (Miq.) Franch. et Sav. var. microcephalus
センボンギク(千本菊) / キク科 シオン属 多年草 / 9~11月 / 本州~九州
山地の川岸の岩上など。草丈30~40cm。茎は細く、上部で分枝する。葉は線形で、長さ3.5~6cm。先は鋭尖頭で、基部にかけて次第に狭まり、縁は疎らにわずかな膨らみがある。頭花は淡紫色で、直径1.5~2cmとやや小さい。総苞は半球形で、総苞片は3列、鈍頭で緑色。従来、葉の幅が0.3~0.5cmのものをセンボンギク(本州中部以北に分布)、葉の幅が1~1.5cmのものをタニガワコンギク(紀伊半島、四国、九州に分布)と呼んでいたが最新の分類では区別しない考え方あり、YListではタニガワコンギクはセンボンギクの別名になっている。また、ホソバコンギクはノコンギクの別名になっている。 
  タニガワコンギク(谷川紺菊) / キク科 シオン属 多年草 / 8~11月 / 本(紀伊半島)、四、九
川岸の岩の間など。茎の高さは20~90cm。葉はホソバコンギクに比べると小さく、長さ3~6cm、幅2~10mm。上部の葉は線形。上部の葉の先はとがり、質はややかたく、ふちには鋸歯があり、両面に短毛がある。頭花は2~3cm。総苞片は2~3列、先はやや紫色を帯び、有毛。舌状花は1.1~1.3cm。
 ホソバコンギク(細葉紺菊) / キク科 シオン属 多年草 / 8~11月 / 本(神奈川県以西)、四、九
川岸。草丈50~100cm。葉は披針形で、長さ8~10cm、幅1~1.5cm。先は鋭尖頭で、質はやや硬く、両面に短毛がある。頭花は白色~淡紫色で、直径2~2.5cm。総苞は半球形で、総苞片は2列。 

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