センボンギク (別名 タニガワコンギク)  1

従来の分類ではタニガワコンギクと呼ばれていました。
が、最近の分類ではセンボンギクと同一種とする考え方が出てきました。
YListでもタニガワコンギクはセンボンギクの別名になっています。


                         ’02.9.29撮影 宮崎市



                                          ’02.9.29撮影 宮崎市




                                      ’02.10.12 四万十市(高知県)



                       ’02.10.12 四万十市(高知県)



                      ’03.10.5撮影 吉井町(長崎県)



                      ’03.10.5撮影 吉井町(長崎県)




                                        ’05.10.10撮影 長門峡(山口県)



                  ’05.10.10撮影 長門峡(山口県)

タニガワコンギク、センボンギク、ホソバコンギクは???
分類学的扱いは課題が多いそうで、ノコンギクの仲間も素人にはお手上げです。
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 Aster microcephalus (Miq.) Franch. et Sav. var. microcephalus
センボンギク(千本菊) / キク科 シオン属 多年草 / 9~11月 / 本州~九州
山地の川岸の岩上など。草丈30~40cm。茎は細く、上部で分枝する。葉は線形で、長さ3.5~6cm。先は鋭尖頭で、基部にかけて次第に狭まり、縁は疎らにわずかな膨らみがある。頭花は淡紫色で、直径1.5~2cmとやや小さい。総苞は半球形で、総苞片は3列、鈍頭で緑色。従来、葉の幅が0.3~0.5cmのものをセンボンギク(本州中部以北に分布)、葉の幅が1~1.5cmのものをタニガワコンギク(紀伊半島、四国、九州に分布)と呼んでいたが最新の分類では区別しない考え方あり、YListではタニガワコンギクはセンボンギクの別名になっている。また、ホソバコンギクはノコンギクの別名になっている。 
  タニガワコンギク(谷川紺菊) / キク科 シオン属 多年草 / 8~11月 / 本(紀伊半島)、四、九
川岸の岩の間など。茎の高さは20~90cm。葉はホソバコンギクに比べると小さく、長さ3~6cm、幅2~10mm。上部の葉は線形。上部の葉の先はとがり、質はややかたく、ふちには鋸歯があり、両面に短毛がある。頭花は2~3cm。総苞片は2~3列、先はやや紫色を帯び、有毛。舌状花は1.1~1.3cm。
 ホソバコンギク(細葉紺菊) / キク科 シオン属 多年草 / 8~11月 / 本(神奈川県以西)、四、九
川岸。草丈50~100cm。葉は披針形で、長さ8~10cm、幅1~1.5cm。先は鋭尖頭で、質はやや硬く、両面に短毛がある。頭花は白色~淡紫色で、直径2~2.5cm。総苞は半球形で、総苞片は2列。 

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