オオバヨメナ


               ’25.9.1撮影 阿蘇市(熊本県)



               ’06.9.28撮影 菊池市(熊本県)

上部の茎は形が違い、中間から下部の葉は柄が長く、
幅広の卵心形で、ふちは不規則で粗く浅い切れ込みです。
シラヤマギクも下部の葉は心形ですが、鋸歯が細かい。

↓総苞はほっそりとしていて、舌状花はまばらです。


               ’25.9.1撮影 阿蘇市(熊本県)



                              ’25.9.1撮影 阿蘇市(熊本県)



オオバヨメナ ’02.9.28 多良岳
                           ’02.9.28 多良山系(長崎/佐賀県)

オオバヨメナも大群生していました。
しかし、花をつけているものは僅かでした。
花はシラヤマギクと似てますが、葉を見ると間違うことはありませんね。


                       ’03.9.23 多良山系(長崎/佐賀県)



                      ’03.9.23 多良山系(長崎/佐賀県)
 Aster miquelianus H.Hara
オオバヨメナ(大葉嫁菜) / キク科 シオン属 多年草 / 8~10月 / 四国、九州
  山地の木陰。匍匐する長い地下茎をもつ。茎は細く直立し、高さ30~70cm、無毛または毛を散生する。根出葉の葉柄は長さ3.5~7cmで翼はない。葉身は卵心形で長さ4~9cm、幅3.5~6cm、鋭頭または鋭尖頭、縁に大きな鋸歯があり、両面に多少毛がある。茎葉は根出葉に似てやや小さい。頭花は長柄の先につき、径2.2~2.5cm、基部に苞がある。総苞は半球形、長さ3mm、総苞片は2列、披針形で、草質、縁に微毛がある。舌状花は少なくまばらで、白色。瘦果は長楕円形でやや扁平、無毛。冠毛は短く、不同長で長さ0.5~1.5mm。 
よく似たもの
オオバヨメナ:冠毛が短く(0.5~1mm)、四国、九州に分布。
タテヤマギク:冠毛が長く(約4mm)、富士火山帯に分布。

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