ノコンギク


                 ’04.11.21撮影 行橋市(福岡県)

ノコンギクは総苞片が赤紫色になったものをよく見かけます。
舌状花の色は淡紫色から白っぽいものまで、葉は滑らかさがなくざらつきます。



                 ’04.11.21撮影 行橋市(福岡県)

ナナホシテントウにピントを合わせてしまいました。



                  ’04.11.21撮影 行橋市(福岡県)

花後のそう果です。
ヨメナは坊主でノコンギクは冠毛が茫々です。




                           ’03.10.18撮影 日田市(大分県)

林道や登山口周辺はノコンギク、シロヨメナの群生が綺麗です。


                           ’03.10.18撮影 日田市(大分県)

葉の形は変化が大きいです。



                            ’23.10.30撮影 四王寺山(福岡県)

↑↓総苞片は3列に並んでいます。


                           ’23.10.30撮影 四王寺山(福岡県)

 *北海道には北方型(エゾノコンギク)が分布する。
Aster microcephalus (Miq.) Franch. et Sav. var. ovatus (Franch. et Sav.) Soejima et Mot.Ito
ノコンギク(野紺菊) / キク科 シオン属 多年草 / 8~11月 / *本、四、九 
  山野。高さ0.5〜1m。地下茎を伸ばしてふえる。茎はよく枝分かれし、短毛が密生する。葉も両面に短毛が生え、ざらつく。根生葉は卵状長楕円形。花茎の根生葉は花のころは枯れる。茎葉は長さ6〜12cm、幅3~5cmの卵状長楕円形〜長楕円形で、3脈が目立ち、ふちには大きな鋸歯がまばらにある。頭花は直径は2~2.5cm。舌状花は淡青紫色で1列。総苞は半球形で長さ4.5〜5mm。総苞片は緑色で先端は紫色を帯び、3列に並ぶ。そう果は長さ1.5〜3mmの扁平な倒卵状長楕円形。冠毛は長さ4〜6mm。 
<ヨメナとの区別>
 ノコンギクは冠毛が長く、葉がさらつく、そう果に長い冠毛(4〜6mm)がある。
 ヨメナとよく似たオオユウガギクは冠毛が1mm。

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