イソギク 2

--栽培品だと思います--


                                    ’23.1.31撮影 箱崎(福岡県)


21年年末、レスキューした一枝がぐんぐん育ちました。
22年12月下旬から開花し始め、2月上旬まで花を咲かせました。





                  ’21.12.22撮影 久山町(福岡県)

半月後、開花していました。
開花がすすんでも舌状花はなく、筒状花のみです。
花の数が少ないので、シオギクかなと思いましたが、
花のサイズが5mm程度、総苞片が卵形なので、イソギクとします。
以前見た、山口県角島の群生は圧巻でしたが、元々は栽培品のようですから、ここでも増えるかな?
投棄物がますます増えたので、一枝だけ、レスキューしました。



                                 ’21.12.22撮影 久山町(福岡県)



                             ’21.12.22撮影 久山町(福岡県)




                                  ’21.12.6撮影 久山町(福岡県)

3月、キクザキリュウキンカを見つけた場所へ行ってみると、キクザキリュウキンカは消滅していましたが、
個性的な葉を見つけました。
12月、行ってみると、開花し始めたばかりのキク属でした。
栽培品のシオギクかイソギクかな?
ダムサイトには不燃物の不法投棄を見かけることがありますが、
園芸植物まで捨てる人がいるようです。
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 Chrysanthemum pacificum Nakai
イソギク(磯菊) /キク科 キク属 多年草 /10~12月 /本(千葉県犬吠埼~静岡県御前崎)
海岸の崖。草丈20~40cm。細長い地下茎を伸ばし、斜上する。葉は互生し、倒披針形~倒卵形で茎の上部までつき、長さ4~8cm、幅1.5~2.5cm。先は全縁~やや浅く羽裂し、基部はくさび形。質は硬く、表面は緑色で縁は白く、裏面は丁字毛が密生し銀白色。頭花は散房状に多数つき、黄色の筒状花のみからなり、直径約5mm。総苞は扁球形、総苞片は3列に並び、外片は卵形。縁の雌花の花冠は長さ約3mm、先は3~4歯がある。中の両性花の花冠は長さ約3.5mm、先は5歯がある。 

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