ヤマシロギク (イナカギク)

                      ’09.9.11撮影 天山(佐賀県)

Ylistでは標準名はヤマシロギクで、イナカギクが別名になっています。
ヤマシロギク(山白菊)はシロヤマギク(白山菊)と似ているので、
いつも頭の中で名前が空回り。
どっちだったかわからなくなりますぅ。

シロヨメナに似ていますが、総苞が太め、全体に柔らかな短毛が生えています。
葉には柄がなく、中部から下部はやや茎を抱くようについています。

 
 
                                        ’09.9.11撮影 天山(佐賀県)

南九州でイナカギクといわれていたものが、新たにサツマシロギクと分類されるようになったそうです。(1993年)

 Aster semiamplexicaulis (Makino) Makino ex Koidz.
ヤマシロギク(山白菊)別名 イナカギク / キク科 シオン属 多年草/ 9~11月/ 本州(関東以西)~九州
 山中の日当たりの良い林縁、斜面。草丈45~85cm。茎は直立し、白い短毛が密生する。葉は、下部~中部のものは長楕円状披針形で、長さ6~12cm。鋭尖頭で、まばらに鋸歯があり、基部はやや茎を抱き(上部の葉は茎を抱かないことが多い)、両面に柔らかく白い短毛が密生。頭花は枝先に散房状につき、白色で径1.5~2cm。総苞は鐘形で、総苞片は3列。

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