トイミサキカンアオイ
※種名の正式な記載はまだされていないようです。
資料の花期はとっくに終わっているので、花は期待していなかったのですが、残っていました。
花(萼裂片)は緑色でしたが、開花初期は濃紫褐色だそうです。
葉は耳状に張り出したものが多いはずなのですが、、卵形のもののほうが多く、無地、雲紋、網紋と様々でした。
’18.4.15撮影 宮崎県
Ylistでは学名が検索できない。
トイミサキカンアオイ
(都井岬寒葵) / ウマノスズクサ科 カンアオイ属 多年草 / 11~2月 / 九州(宮崎、鹿児島県)
注.APG分類では、学名未定(Asarum sp)
林下。葉は卵状三角形で長さ8~12cm。葉身はやや細長く、雲紋、網紋まで変化が多く、基部の耳はやや張り出すことが多い。
花は開花初期、濃紫褐色であるが、後に緑色を帯びる。萼筒はやや細く、萼裂片も小さい。萼裂片の縁はうねる。花柱の先端は
円く、開かない。ヒュウガカンアオイに比べ、全体に小型で萼片が細い。
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