スズカカンアオイ



花期は2~3月なので、かなり老いた個体です。
カンアオイに似ていますが、萼裂片が長三角形で長いのが特徴です。




’24.4.24撮影 米原市(滋賀県)

Asarum rigescens F.Maek. var. brachypodion T.Sugaw.
スズカカンアオイ(鈴鹿寒葵)/ウマノスズクサ科 カンアオイ属 多年草/2~3月/本州(静岡~岐阜県、三重県北部)
  山地林下。葉柄は長く、紫色を帯びる。葉は卵形~広卵形で、基部は心形。先はいくぶん尖り、基部は心形。質はやや厚く、暗緑色で光沢があり、雲紋がある。表面は葉脈に沿って凹むが、同じ仲間の変種であるアツミカンアオイほど顕著ではない。萼筒は円筒形で短く、3個の萼裂片が長三角形で、萼筒より長く大きいのが特徴である。花は紫褐色でカンアオイによく似ているが、萼裂片が萼筒より長い。 

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