ツクシハギ

 
                                    ’04.9.26撮影 八女市(福岡県)

花は終盤ですが、辛うじて残っていました。
ヤマハギより花が白っぽく見えるので、遠目でも区別出来ますが、
じっくり見ていると悩む個体も多いです。
変異が多く、ハイブリットが数種あるので、難しい。



                                 ’04.9.26撮影 八女市(福岡県)



                ’09.9.1撮影 九重町(大分県)



                                   ’09.9.1撮影 九重町(大分県)

 Lespedeza bicolor Turcz.
ツクシハギ(筑紫萩) / マメ科 ハギ属 落葉半低木 / 7~10月 / 本、四、九
山地の草地、林縁。枝先は垂れる。小葉は長さ2~5cm、楕円形、洋紙質~やや革質、先は円形~凹形、上面は無毛か又は主脈上に微毛が残る。下面は無毛か又は微細な毛が全面にあり、脈上にある伏毛はやや長い。総状花序は長く、葉の上に突き出る。花は淡紅紫色、長さ1~1.5cm。花が全体に白っぽく、旗弁の周辺部や特に裏側、竜骨弁の基部などが白色。旗弁は竜骨弁とほぼ同長又はやや短い。翼弁は竜骨弁より短く、紅紫色で目立つ。咢歯は咢筒より短く、先は円頭、脈は目立たない。豆果は広倒卵形、扁平、長さ約8mm。

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