ツクシアザミ


                                  ’13.10.1撮影 前津江町(大分県)



                                  ’13.10.1撮影 前津江町(大分県)

九州ではごく普通に見かけるツクシアザミですが、典型的ではない個体も多く悩みます。

 Cirsium suffultum (Maxim.) Matsum. et Koidz.
ツクシアザミ(筑紫薊) / キク科 アザミ科 多年草 / 9~11月 / 四、九
茎の高さ50~80cm。根生葉は花期に残らない。茎葉は羽状に中~深裂し、刺針がある。頭花は数個が疎らな総状花序につくか単生し、点頭する.頭花はやや大きく、直径約4.5cm。基部に2~4個の苞葉がある。総苞は椀形~広鐘形~鐘形、総苞片は6列,斜上あるいはわずかに反曲し、外片は内片よりわずかに短く、クモ毛がある。そう果は暗褐色、長さ約4mm。
近年、ツクシアザミとされていたものが、3種に分けられ新種となった。(キリシマアザミ、クジュウアザミは花期に根生葉が残る。シライワアザミは根生葉が残らない。)
<よく似た仲間>   ウンゼンアザミ  キリシマアザミ 

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