Cirsium austrokiushianum Kitam.
サツママアザミ(薩摩真薊) / キク科 アザミ属 多年草 / 9~11月 / 九州
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低地~山地の湿地。雌雄同株。茎の基部から地中を横走する、白くて太い匍匐枝を伸ばす。頭花は数個が総状にまばらにつくか単生し、直立~斜上~点頭して下向きに咲き、果実が熟す頃にはいずれも直立する。総苞は鐘形~筒形、径11~19mm、緑色、無毛またはまばらにくも毛がある。総苞片は11~12列、草質、圧着する。キセルアザミと同じく披針形~線形の腺体が各総苞片にあるが、いずれも痕跡的で、総苞は粘らない。 |
サツママアザミ:茎の基部から匍匐枝を伸ばす。頭花は直立~斜上~点頭。総苞は鐘形~筒形、径11~19mm、
総苞片は11~12列。九州に分布。
キセルアザミ:茎の基部から匍匐枝を出さない。頭花はふつう点頭。総苞は鐘形~筒形、径11~19mm、
総苞片は8~10列。本州。四国に分布。 |