花序にたくさんの花をつけ、たいへん美しいさくらです。
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伊豆でヒマラヤザクラの花が満開という情報を得ましたので、
福岡のヒマラヤザクラに会いに出かけました。
ぽかぽかのお日和に師走の桜見です。
’02.12.6撮影 福岡市植物園(福岡県) |
Cerasus cerasoides (D.Don) Sokolov
ヒマラヤザクラ / バラ科 サクラ属 落葉小高木 / 11~12月 / ヒマラヤが起源といわれる
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大きなものでは30m程度に育つ。花は葉腋に出る散房花序に1~3個つき、雌雄両性であり、径3~4cmの5弁花、花の色には濃淡の変異があり、桃色から白色の色をしている。滑らかな樹皮をしており、卵形の実をつける。実は黄色から赤に変わっていく。日本へやってきたのは昭和43年5月のことで、当時、皇太子であったネパール国王が熱海を訪れた際、熱海植物友の会から当地のサクラとウメの種を献上され、その返礼として種子を贈ったものが全国に広がったとされる。 |
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