ヒイラギ




生け垣に使われていたので、ヒイラギモクセイかと思ったのですが、
葉の鋸歯が3~5対なので、ヒイラギのようです。



クリスマスの飾り付けに使うヒイラギはなく、セイヨウヒイラギ(モチノキ科)です。
ヒイラギの花は白色で果実は黒く熟し、セイヨウヒイラギの花は淡黄色では赤い実をつけます。
また、葉の付き方も違っていて、ヒイラギの葉は2個が対生し、セイヨウヒイラギは1個、互生ににつきます。
よく似たヒイラギモクセイは葉の鋸歯が多い(8~10対)。

’02.12.13撮影 箱崎(福岡県)

Osmanthus heterophyllus (G.Don) P.S.Green
ヒイラギ(柊・疼木)/ モクセイ科  モクセイ属 常緑小高木 / 花11~12月 / 本州~沖縄
  高さ4~8m。葉は対生する単葉で、長さ3~7cm、幅2~4cmの楕円形~倒卵状楕円形で革質、厚みがあってかたく、光沢がある。若木の葉には先が鋭い刺になる鋸歯が2~5対あり、成木の葉は全縁。雌雄異株(雄株と両性花がつく株)花は芳香があり、葉腋に数個束生し、花冠は白色で4裂する。果実は長さ1.2~1.5cmの楕円形で、翌年の初夏に紫黒色に熟す。

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