タマサンゴ


                                 ’23.11.8撮影 宮若市(福岡県)



                                ’23.11.8撮影 宮若市(福岡県)



                                ’23.11.8撮影 宮若市(福岡県)

ダムサイトに赤い実とたくさんつけた低木を見つけました。
よく見るとナス科特有の花も咲かせています。
植えられたものなのか、逸出ものなのかはわかりませんが、
1mくらい伸びてたくさんの果実をつけています。
果実は甘いそうですが有毒物質のソラニンが含まれるのでご注意を!

Solanum pseudocapsicum L. var. pseudocapsicum
タマサンゴ(玉珊瑚)/ ナス科 ナス属 常緑小低木/ 5~11月 / ブラジル原産 帰化植物
  別名フユサンゴ、リュウノタマ。赤い球形の果実をサンゴに見立ててこの名がある。冬にも果実が目立つので別名フユサンゴともいう。明治時代中期に観賞用に移入され、逸出して道端や人家の石垣、暖地の林内などに生える。高さ30~150cm。茎は無毛または星状毛がまばらに生え、ときに短い刺がまばらに生える。葉は両面ほぼ無毛で互生し、長さ4~10cm、幅1~2cmの狭長楕円形~広披針形で基部はくさび形で先は鈍い。縁は全縁だが波打つ。枝先の葉と対向する位置に1~4個のナス科特有の花をつける。萼は長さ3mmの広鐘形で無毛、5深裂し、萼裂片は披針形で先はとがる。花冠は直径1.2~1.5cmの皿形で白色、5深裂して裂片は平開~反曲する。果実は直径1.3~1.6cmの球形の液果で、光沢があって黄橙色~赤色に熟し、多数の円形で扁平な種子を入れる。有毒成分を含む。

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