センニンソウ


果実                                ’09.11.28撮影 周南市(山口県)
センニンソウ属の果実はよく似ています。
何となくわかりますが、残った葉を探して見分けるほうが確実です。
たまに切れ込みがある葉もありますが、ふつうは全縁で厚くやや光沢があります。

     花期                         ’08.8.25撮影 行橋市(福岡県)

センニンソウより花が小形で葉が3出複葉です。

センニンソウ(仙人草)/ キンポウゲ科 センニンソウ属 つる性の半低木/ 8〜9月/ 日本全土
  道端、林の縁。よく似たものにボタンヅルがあるが、葉の形がボタンに似ているのがボタンヅル。
  花は直径2〜3cmで十字形。茎や葉は皮膚にかぶれをおこす有毒物質を含む。漢方では根を利尿、
  鎮痛などに用いる。
  <似たもの比較>
   センニンソウ : 葉は卵形で全縁 花は径2〜3cm
   ボタンヅル : 葉は広卵形で不ぞろいの鋸歯 花は径1.5〜2cm
   コバノボタンヅル : 葉は卵形で3裂し、粗い鋸歯 花は径3〜4cm

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