ササキビ



なんとエノコログサの仲間だそうです。
葉は和名のとおり笹に似ています。



花期は終わり、果実期になっていました。



’25.11.22撮影 天草市(熊本県)

 Setaria palmifolia (J.Koenig) Stapf
ササキビ(笹黍)/ イネ科 エノコログサ属 多年草 / 7~10月 / 九州(南部、奄美大島)~琉球列島
  林縁の湿った場所。草丈1~2m。根茎は横に這わない。葉は長楕円形、長さ30~50cm、幅3~7cm。先は尖り、基部は鋭漸尖形、縦じわが目立つ。葉鞘口部には剛毛が生える。葉舌は長い毛の列となる。花は長さ20~40cmの円錐花序となり、多くの枝を分ける。枝は長さ5~10cmと長く、多くの小穂を粗につける。小穂は披針形、長さ約3mm。第2小花の護頴は卵形で露出し横じわがある。小穂の基部から枝の変化した1本の剛毛が出る。和名は笹黍で、葉が笹のように幅広いこと、小穂が黍に似ることによるが、その葉は笹より遙かに大きい。
よく似たコササキビは葉の幅が3cm内外と狭く、全体に小ぶりで穂は垂れ下がらない。

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