ハダカホオズキ
’21.11.28撮影 肝属郡(鹿児島県)
マルバノホロシにしては、違和感が!
よく見るとハダカホオズキの果実でした。萼の先が平らで分裂していません。
’15.9.13撮影 福智山(福岡県)
果実が萼に覆われないので、ハダカホオズキになったそうです。
果実は液果で、熟すと赤くなります。
他に山地でみかける仲間にヤマホオズキ、イガホオズキは萼が大きくなって液果を包みます。
’04.9.5撮影 福智山(福岡県)
’04.9.5撮影 福智山(福岡県)
’12.9.4撮影 三郡山(福岡県)
Tubocapsicum anomalum (Franch. et Sav.) Makino var. anomalum
ハダカホオズキ
(裸酸漿)/ナス科 ハダカホオズキ属 多年草/ 8~9月 / 本、四、九、沖
山地の林縁。和名はホオズキの実は萼にすっぽりと覆われるが、ハダカホオズキの実は萼に覆われないことから。茎の高さ60~90cm。葉は無毛で薄く、卵状長楕円形または長楕円形で先はとがる。2~4個の花柄が葉腋から下がり、下向きに花をつける。花冠は淡黄色で直径8mmほど、先は5裂し、裂片は反り返る。液果は球形で直径7~10mmで赤く熟す。
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