ヤマヒヨドリバナ (ヤマヒヨドリ)


               ’19.10.6撮影 佐世保市(長崎県)



                 ’19.10.6撮影 佐世保市(長崎県)

葉柄があり、葉の基部は切形か円形、縁は低く鈍い鋸歯。



           ’19.10.6撮影 佐世保市(長崎県)

ヤマヒヨドリかな?雑種かな?と気にはなっていたのですが、手持ちでいい加減に撮影していたのでブレブレでした。
今回は三脚を据えたのですが、イマイチ。(T_T)
ヒヨドリバナによく似ていますが、ヤマヒヨドリは中間部から下の葉柄が長いです。
葉も少し違って、幅が広めで卵形、基部は切形か円形、両面とも腺点がありません。
なお、中間的な個体もよく見かけます。



ヤマヒヨドリバナ?

                 ’17.11.1撮影 平戸市(長崎県)

ヒヨドリバナにしては葉の幅が広めで、鋸歯が低いので、立ち止まってじっくり観察してみました。
ヤマヒヨドリかな?、
葉柄は下のほうで1cmくらい、葉の基部はややくさび形なので、ヒヨドリバナかな。
しかし、茎はほとんど毛がなく、葉裏の腺点もハッキリしていません。
自信をもってヤマヒヨドリと言える個体になかなか逢えません。



                                 ’17.11.1撮影 平戸市(長崎県)

 Eupatorium variabile Makin
ヤマヒヨドリバナ(山鵯花)/ キク科 ヒヨドリバナ属 多年草/ 8~11月/ 本州(紀伊半島南部)·四国(南部)·九州(西部·南部)·琉球
海岸に近い低山地の林縁。茎はふつう束生し、高さ30~120cm、上部にまばらに縮れた微毛があるほかは無毛、上部でまばらに枝を分ける。葉には長さ2~3cmの柄があり、葉身は卵形で長さ4~10cm、幅2.5~5cm、先はとがり、基部は切形、円形またはやや心形、ふつう低く鈍い鋸歯があるが、まれに欠刻状となるか3~5深裂し、基部の少し上から3~5行脈があり、表面は深緑色でやや光沢があり、両面無毛か縁と裏面にわずかに毛があり、腺点はない。頭花は枝先にやや密に散房状に集まってつき、総苞は長さ4~5mm、総苞片は8~9個あって無毛。小花は白色で花冠は長さ3~4mm。瘦果は長さ2~5-3mm、腺はないが上方にわずかに毛があり、冠毛は長さ3~4.5mm。

Homeへ