トキワハゼ


              05.10.10撮影 秋穂(山口県)
春から秋までのんびりと咲き続けています。
上唇の裏面が紫色で、下唇は僅かに紫色を帯びた白色
上下唇の色の差ががハッキリしています。
よく似ているムラサキサギゴケは上下唇の色がほぼ同じで、
花の大きさも1.5~2倍あり、ふつう花期は春だけのようです。
トキワハゼとムラサキサギゴケ・サギゴケの比較
  • 乾いたところが好き
  • 花の色が薄い
  • 花の上唇の割れ目が目立たない。
  • 花期が長い(4~11月)
  • 1年草
  • 湿ったところが好き
  • 花の色が淡紫色から紅紫色で鮮やか
  • 花の上唇がウサギの耳のよう
  • 花期が短い(4~5月)
  • 多年草

 *APG分類体系、従来の分類ではゴマノハグサ科
トキワハゼ(常磐はぜ) / *サギゴケ科 サギゴケ属 1年草 / 4~11月 / 日本全土
  和名はほぼ一年中花が見られ、果実がはぜるから。道ばたや畑。やや乾いたところでも生える。
  匐枝をを出さない。下部の葉は大きく、上部の葉は小さい。上唇は紫色、下唇はわずかに紫色を
  帯びた白色で黄色と赤褐色の班があり、長さは約1cm。

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