シャクチリソバ



ソバは花柄が短いので、花がくっつき合っていますが、シャクチリソバはわずかにまばら。








川沿いに群生していました。
ソバは1年草ですが、シャクチリソバは多年草なので、野生でも増えるのかも。
全草にルチンを多く含み、高血圧に効くそうです。

’04.10.17撮影 肝属郡(鹿児島県)
シャクチリソバ(赤地利蕎麦) / タデ科 ソバ属 多年草 / 7〜10月 / 中国原産
  別名はシュッコンソバ、ヒマラヤソバ。昭和初期に植物園に栽培され、近年、薬用として栽培されているが、
  逸出して野生化している。高血圧に効く。托葉鞘は褐色膜質で、縁毛はない。葉は互生し、三角状広卵形で
  長さ5〜15cm、幅4〜14cm。長い柄があり、基部は切形〜浅心形。花は上部の葉腋からでた長い枝の
  先に、2〜4個づつ付き、花は白色で径4〜6mm。そう果は広卵形の3稜形で、黒色。 
  ソバは葉が三角形〜五角形、花序が短く、花柄が苞より長く、中間に関節が無い。果実がやや小さく、卵形。

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