キクモ


                  ’07.10.2撮影 北川町(宮崎県)



                            ’07.10.2撮影 北川町(宮崎県)

分かりづらいですが、↑花柄はなく、↓茎に毛が密生しています。


                 ’07.10.2撮影 北川町(宮崎県)

よく似たコキクモは茎に毛がほとんどなく、花柄がある。(花柄が萼片と同長)



                                 ’07.10.2撮影 北川町(宮崎県)

水田に咲いていたかわいい雑草です。
たわわに実った稲と同居しるので、もうすぐ一緒に刈られてしまう花たちです。





               ’20.10.20撮影 中津市(大分県)



                                ’20.10.20撮影 中津市(大分県)

辛うじて花が残っていました。





                               ’10.11.3撮影 中津市(大分県)

紅葉したキクモ発見! 
茎に毛が密生しているので、コキクモではありません。



                                 ’10.11.3撮影 中津市(大分県)
 *APG分類体系、従来の分類ではゴマノハグサ科
 Limnophila sessiliflora (Vahl) Blume
キクモ(菊藻) / *オオバコ科 / シソクサ属 多年草 / 8~10月 / 本~沖
水田や浅い沼、池などの水中に生える。地下茎は泥の中をはう。水上葉は5~8個輪生し、長さ1~2cm、幅3~7mmで羽状に深く裂ける。水中の葉は糸状に裂ける。水上葉の葉腋に紅紫色の小さな唇形花をつける。花冠は長さ0.6~1cmの筒状で、上部は浅く裂けて唇形になる。上唇は幅が広く、先端が少しへこむ。下唇は深く3裂し、裂片の先はとがる。花冠の内側には白い毛が生えている。萼は5深裂し、軟毛がある。さく果は長さ約4mmの卵球形。しばしば水中葉の葉腋に閉鎖花がつく。よく似たコキクモは茎に毛がほとんどなく、花柄がある。(花柄が萼片と同長)

Homeへ