キヅタ

キヅタ ’06.10.28撮影 
 '06.10.28撮影 油山(福岡県)


よく見ると5花弁の花なんですが、花盤の暗紅色ばかりが目立ちます。
↓こちらは花盤の色が薄いです。



 ’23.11.3撮影 久山町(福岡県)
 



’02.2.23撮影 油山(福岡県)

春、花が恋しい頃、キヅタの果実が目につきます。
 Hedera rhombea (Miq.) Bean
キヅタ(木蔦)/  ウコギ科 キヅタ属 常緑つる性木本 / 花10~11月 果実翌春  / 北(南部)~沖縄
   地の照葉樹林内、林縁。茎は樹幹や岩上を這い登る。葉は互生、葉身は若枝では卵円状~菱形状卵形、先は浅く3~5裂し、基部は浅心形、縁は全縁。質は厚い革質で表面は光沢がある。花をつける株の葉は、菱形状卵形~卵状披針形、先はやや鈍く、両面無毛。花は枝先に球形の散形花序を1~数個つけ、黄緑色の花を多数つける。花弁は5個、長卵形で反り返り、長さ3~4mm、外面は無毛で内面は短軟毛が密生する。花盤は暗紅色、雄しべは5個、長さ約3mm、葯は黄色で裂開すると褐色になる。萼筒は鐘形、先はほとんど全縁、黄褐色の鱗状毛がある。果実(液果)は球形で先端に花柱が残り、径6~7mm、初め赤褐色で5~6月ごろ紫黒色に熟す。

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