カラムシ


                  ’24.9.21撮影 西浦(福岡県)



雌花                                 ’24.9.21撮影 西浦(福岡県)

花軸も短毛が密生しています。
茎の上方に↑雌花序がつき、下方に↓雄花序がつきます。



雄花              ’24.9.23撮影 宗像市(福岡県)



                                 ’22.8.27撮影 九重町(大分県)



                 ’17.10.20撮影 宇佐市(大分県)



                                ’17.10.20撮影 宇佐市(大分県)
雌花序は果実になっていました。
かなり昔から繊維の材料としていたようです。

 Boehmeria nivea (L.) Gaudich. var. concolor Makino f. nipononivea (Koidz.) Kitam. ex H.Ohba
カラムシ(茎蒸・苧麻) / イラクサ科 カラムシ属 多年草 / 7~9月 / 本州~沖縄
別名(マオ、クサマオ) 原野や人家近く。繊維材料にしていた。草丈1~1.5m。茎や葉柄には短毛が密生する。葉は互生し、広卵形で長さ10~15cm、先は尾状に尖り、縁には鈍鋸歯がある。葉表は緑色、裏面は白い綿毛が密生する。葉柄は3〜9cm、短毛を密生する。托葉は線形、長さ6mm。花は雌雄同株で、雄花序は茎の下方の葉腋に付き、黄緑色で花被片、雄しべとも4個。雌花序は茎の上方の葉腋に付く。雌花は球状に集まり、花被は筒となり長さ0.8mm、短毛がある。花柱は線形。果実は花被筒に包まれ、卵円形長さ0.8mm。葉の裏面に綿毛がないものをアオカラムシという。似たものにナンバンカラムシがあるが、茎や葉柄に開出毛が密生している。

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