イヌコウジュ


                ’20.9.29撮影 四王寺山(福岡県)



               ’06.10.8撮影 三郡山(福岡県)



            ’06.10.8撮影 三郡山(福岡県)

ヒメジソとよく似ていますが、
花穂にたくさん花をつけるのがイヌコウジュです。
また、萼がつんつんと尖っているのと、
葉が長楕円形で鋸歯が細かいことが特徴です。



                                  ’06.10.8撮影 三郡山(福岡県)
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 Mosla scabra (Thunb.) C.Y.Wu et H.W.Li
イヌコウジュ(犬香需) / シソ科 イヌコウジュ属 1年草 / 9~10月 / 日本全土
山野の道端。草丈20~60cm。全体に細毛が多い。茎は四角形でよく分枝し、全体に細毛が多く紅紫色を帯びることが多い。葉は対生し、狭卵形~卵形で、長さ2~4cm、幅1~2.5cm。1~2cmの葉柄があり、縁には6~13個の低い鋸歯がある。表面には細毛がある。花は枝先に花穂を出し、小さな唇形花を多数つける。花冠は淡紅紫色で長さ3~4mm。萼は上下の唇形になり、上唇は3裂し裂片の先は鋭く尖る。
  <似たもの比較>
 ヒメジソ  :葉はほとんど無毛で鋸歯は片側4~6個。上萼片はあまりとがらない。花の色は淡紅紫色~白色。
 イヌコウジュ:葉は微細毛を散生し鋸歯は片側6~13個。上萼片は細い線形で先は鋭くとがる。花の色は淡紅紫色。  

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