ブゼンノギク
’04.11.7撮影 佐賀県
’05.10.30 佐賀県
ブゼンノギクは草原ではなく、岩場に咲きます。
周辺にはイブキジャコウソウが咲いていました。
花の感じはヤマジノギクによく似ていますが、葉が細く、繊細です。
’04.11.7撮影 佐賀県
’04.11.7撮影 佐賀県
頭果の冠毛は赤褐色をしています。頭花も頭果もヤマジノギクによく似ています。
’04.11.7撮影 佐賀県
基準標準産地の耶馬渓のものは茎や葉が完全に無毛のようですが、
この岩場のものは僅かに毛があります。
Aster hispidus Thunb. var. koidzumianus (Kitam.) Okuyama
ブゼンノギク
(豊前野菊) / キク科 シオン属 越年草 / 9~11月 / 九州北部
日当たりの良い岩上。高さ60~150cm。無毛でよく分枝し、葉は細長く、狭披針形~さじ状線形。ふちに鋸歯はなく、無柄。頭花は3~4cmで、枝先に1~数個つき、舌状花は淡紫色。ヤマジノギクに比べて、葉が細く、全体に無毛であることで区別される。筒状花の冠毛は赤褐色で3~4mmで、舌状花の冠毛は白色で0.5mm以下。
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