アメリカセンダングサ


                  ’01.9.15撮影 五ヶ瀬町(宮崎県)



                ’01.9.15撮影 五ヶ瀬町(宮崎県)



             ’06.10.28撮影 平戸市(長崎県)

 Bidens frondosa L.
アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)/ キク科 センダングサ属 一年草/9~10月/北アメリカ原産の帰化植物
湿り気のある荒れ地や道ばた。昭和初期には珍しかったが、現在では北海道を除いて、各地で普通の雑草になっている。茎は暗紫色で、4稜があって角ばり、高さ0.5〜1.5mになる。葉は長い柄があって対生し、下部のものは2回3出複葉、上部のものは3出複葉。小葉はすべて有柄で長さ3〜13cmの卵状披針形。先端はとがり、縁には鋸歯がある。頭花は黄色で、上部の枝先に1個ずつつく。舌状花は小さく、あまり目立たない。総苞片は6〜12個あり、葉のように大きくて目立つ。そう果は扁平で長さ6〜7mm。上部の方が幅が広く、先端には下向きの刺のある芒状の冠毛が2個ある。よく似たタウコギの痩果は芒はほとんど開出せず下部に肩がない。

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