アキグミ


                                ’01.10.14撮影 くじゅう(大分県)

果実が秋熟すので、アキグミ。
熟すと食べることができますが、渋みがあって美味しいとは言い難いです。



                   ’01.5.5撮影 平尾台(福岡県)



                                ’03.6.8撮影 四国カルスト(愛媛県)
 Elaeagnus umbellata Thunb. var. umbellata
アキグミ(秋茱萸)/ グミ科 グミ属 落葉低木/ 花4~6月 果実9~11月 /北海道~九州(屋久島まで)
平地~山地の日当たりのいい河原、原野、道端。高さ2~5m。本年枝は銀色の鱗状毛に覆われる。葉は互生、葉身は倒卵状楕円形~倒披針形、長さ4~8cm、幅1~2.5cm。先は鈍く、基部はくさび形で全縁。質は薄く、表面は銀色の鱗状毛に覆われ、裏面は銀色の光沢のある鱗状毛に覆われ、褐色~淡褐色の鱗状毛が疎らにある。葉柄は長さ5~10mm。花は葉腋に1~6個束生し、初め白色で後に黄色を帯びる。萼筒は4稜のある細い筒形で時に湾曲し、基部に向かって次第に細まり、子房の上部で少し括れ、長さ5~7mm。先は4裂し、裂片は卵形~三角形、さらに狭長なものもあり、鋭尖頭~鋭頭。花柄は長さ3~5mm。萼筒、萼片、子房、花柄には銀色の鱗状毛が密生する。果実(偽果)は球形~楕円状球形、長さ6~8mm、9~11月に紅熟する。表面には赤褐色や白色の鱗状毛がある。果柄は短く、直立または湾曲する。 

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