ツリフネソウ

 
 
2種比較・花の構造 

'01.9.9 / '04.8.11
'08.9.3
くじゅう(大分県)

'02.9.28
多良岳
(長崎県)

'04.9.5 / '07.9.24
福智山
(福岡県)

'05.10.2 / '13.9.21 /
'16.9.11 / '22.9.15
'23.9.16 天山(佐)
 
'03.9.20 / '20.9.19
三郡山系
(福岡県)
     
 Impatiens textorii Miq.
ツリフネソウ(釣舟草) / ツリフネソウ科 ツリフネソウ属 1年草 / 7~10月 / 北、本、四、九
 
やや湿ったところ 高さ50~80cm。茎はやや赤みを帯び、節が膨らむ。葉は互生し菱状楕円形で細かい鋸歯がある。花序は葉腋から斜上し、紅紫色の花を数個つける。花の長さは3〜4cmで花弁3個、萼片3個からなる。下の萼片は1個は大きく袋状になり、その先端は細長い距になって、クルリと巻く。この距の部分に蜜がたまる。花弁は下の2個が大きくて黄色の斑点がある。雄しべは5個で、花糸は短く、葯が合着して雌しべを包み込む。果実は肉質のさく果、長さ1〜2cm。熟すとちょっとした刺激で果皮が5片にはじけてクルクルと巻き、種子をはじき飛ばす。
花の構造

 <よく似ているもの> 比較
  ハガクレツリフネ : 花序が葉の下に隠れる。距は曲がるが巻き込まない。
  キツリフネ  : 花の色が黄色。距は垂れ下がる。

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