オトコエシ

オトコエシ ’03.9.14
                ’03.9.14撮影  愛媛県

ちょっと軟弱ですが、オトコエシです。
こんな弱々しいタイプから、逞しく巨大なタイプまで、いろいろです。


オトコエシ ’03.9.14
                              ’03.9.14撮影 愛媛県



                                                     ’10.9.29撮影 くじゅう(大分県)



                ’10.9.29撮影 くじゅう(大分県)

オトコエシの果実には団扇のような翼がありますが、
オミナエシには大きな翼はありません。

オトコエシとオミナエシの交雑種のオトコオミナエシの果実には同じような翼があります。



                           ’11.9.25撮影 高隈山(鹿児島県)



               ’11.9.25撮影 高隈山(鹿児島県)

*従来の分類体系ではオミナエシ科
 Patrinia villosa (Thunb.) Juss.
オトコエシ(男郎花)/ *スイカズラ科 オミナエシ属 多年草 / 8~10月 / 北海道~九州
日当たりのいい山地。オミナエシより強くて丈夫そうに見えるからという。草丈60~100cm。根元から走出枝を出し、先に新苗を作る。茎には白い粗毛が多いが、上部には少ない。葉は対生、長さ3~15cm、頭大羽状に分裂するか鈍鋸歯縁、裂片は卵状長楕円形。花は集散花序となって散房状に多数つく。花冠は白色、先は5裂し、径約4mm、距はない。果実は倒卵形で長さ2~3mm、果実の下にある小苞が円心形の翼になって果実を取り巻く。

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