ノシラン


                                   '06.9.11撮影 相島(福岡県)


咲いている場所が整然としたところだったら、もう少し撮りようがあるのですが、
薮のなかに咲いているので、すっきり写せません。



                                     ’11.8.24撮影 福岡市東区




                 ’22.2.14撮影 鐘崎(福岡県)

むき出しの種子は色鮮で宝石のよう。
花序は重そうに弓なりになっていますが、果実の総はいっそう重くて垂れ下がっています。

*APGⅢ分類体系、従来の分類体系ではユリ科
 Ophiopogon jaburan G.Lodd.
ノシラン(熨蘭) / *キジカクシ科 ジャノヒゲ属 多年草 / 7~9月 / 本(紀伊半島以西)~沖
海岸の近くの林内。草丈(花茎)30~75cm。葉は線形で、長さ40~130cm、幅1~1.5cm。先は鋭形~鋭尖形。常緑で質は厚く、光沢があり無毛。花茎は弓状に曲がり、扁平な2稜形で狭い翼があり、花は1つの節に3~8個、総状につく。花被片は白色または淡紫色、裂片は卵状長楕円形、長さ5~7mm、やや反り返る。苞は狭披針形~披針形、淡緑色で縁は膜質。花の後には淡い緑色の種子を剝き出しにした果実ができる。種子は濃青色に熟す。 

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