マツカゼソウ


                  ’03.9.7撮影 英彦山(福岡県)



                 ’02.8.25撮影 英彦山(福岡県)



                                 ’03.9.7撮影 英彦山(福岡県)

残暑が厳しい頃、薄暗い林縁に大群生し、小さな白い花を咲かせています。
素朴な野草ですが、マツカゼソウという風流過ぎるお名前をもらっています。

 Boenninghausenia albiflora (Hook.) Rchb. ex Meisn. var. japonica (Nakai ex Makino et Nemoto) Suzuki
マツカゼソウ(松風草)/ ミカン科 マツカゼソウ属 多年草 / 8~10月 / 本州(宮城県以南)~九州
   山地の林縁。草丈50~80cm。茎は上方で分枝し、無毛。葉は互生し、2~3回3出羽状複葉で、小葉は大きさが
  不揃い、葉身は倒卵形~楕円形、長さ1~2.5cm。先は円く、基部はくさび形、縁は全縁。質は薄くて柔らかく、
  腺点や臭気があり、裏面は白色を帯びる。花は枝先に円錐状集散花序になって多数つき、花弁は白色、4個、長楕円形
  で長さ3~4mm。雄しべは6~8個、長さは不同で花弁より長い。果実は分離果、長さ2~4mm程度の柄があり、
  分果は卵形で長さ約3mm。

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