クサノオウ 3


                                   ’19.9.25撮影 宗像市(福岡県)



                                  ’19.9.25撮影 宗像市(福岡県)



               ’19.9.25撮影 宗像市(福岡県)

図鑑の花期は4〜7月なんですが、9月でも花を咲かせていました。
しかし、残りもので、青い果実が目立ちます。
花のあと、雌しべが上をむいて伸び、さく果になるのかな。
種子の分散はアリさんがかかわっているようですよ。

種子には種枕(エライオソーム)が付着していて 落下した種子をアリが巣に持ち帰るようです。
アリはエライオソームのみを食べ、種子は巣の近くに捨てるそうです。
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クサノオウ(瘡の王) / ケシ科 クサノオウ属 越年草 / 4〜7月 / 北、本、四、九
  野原、林縁。高さ30〜80cm。花は鮮やかな黄色の4弁花、直径約2cm。花のあと、長さ3〜4cmの莢が
  上を向いて実り、細長い円柱形のさく果になる。種子は黒く熟し、種枕(エライオソーム)が付着している。
     茎や、葉を切ると黄色の乳液がでるので、「草の黄」という説、皮膚病に効くので「瘡の王」という説などある。
  この乳液はアルカロイドを含み有毒だが、鎮静や鎮痛作用があり傷め止めに使ったといわれている。

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