ゴンズイ


                 ’24.9.11撮影 広川町(福岡県)



                                                                 ’24.9.11撮影 広川町(福岡県)

ゴンズイを検索すると、トップに毒のある魚が出てきました
この真っ赤な果被とツヤツヤした黒い種子は綺麗ですが、毒々しい感じもします。
が、魚を違って、こちらのゴンズイには毒性がないようです。

 Staphylea japonica (Thunb.) Mabb.
ゴンズイ(権萃)/ ミツバウツギ科 ゴンズイ属 落葉小高木/ 花5~6月 果9~10月 /関東以西~沖
やや乾燥した雑木林の林縁。高さ3〜8mになる。葉は対生。長さ10〜30cmの奇数羽状複葉で2〜5対の小葉がある。葉柄は長さ3〜10cm。側小葉は長さ5〜9cm、幅2〜5cmの狭卵形。頂小葉はやや小さい。先はとがり、縁には芒状の鋸歯がある。表面は濃緑色でやや光沢があり、裏面の脈上には毛がある。小葉の柄は長さ1cm以下。本年枝の先に長さ15〜20cmの円錐花序をだし、淡黄緑色の小さな花を多数つける。花弁と萼片は5個、ほぼ同形で、ともに平開しない。雄しべは5個。雌しべは1個、柱頭は3裂する。雄しべと雌しべはほぼ同長。果実は袋果。長さ1cmほどの半月形。果皮は肉質で厚く、9〜11月に赤く熟す。熟すと裂開し、光沢のある黒い種子が1〜2個顔を出す。種子は直径約5mm。

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