エビヅル
’24.7.4撮影 糸島市(福岡県)
雌雄別株でこのつるは雄株のようです。
↓雄花
’24.7.4撮影 糸島市(福岡県)
キクバエビヅル
葉の切れ込みが深く、3~5深裂する品種
’09.9.24撮影 志賀島(福岡県)
キクバは西日本に多いそうです。
果実は熟すと食べることができますが、酸味が強いので、果実酒にすると良いそうです。
Vitis ficifolia Bunge
エビヅル
(蝦蔓) / ブドウ科 ブドウ属 落葉性のつる性木本 / 花6~8月 / 本州~九州
丘陵地、山地の林縁。枝は葉柄とともに初めからクモ毛がある。葉は対生し、卵形~扁卵形で長さ5~8cm。3~5深裂するが切れ込みは変化が多い。裂片は卵形~三角状卵形で、縁には低い鋸歯がある。裏面は赤褐色~白色の綿くず状のクモ毛に被われる。花は雌雄別株で、花序は葉と対生して長さ6~12cmの総状円錐花序となり、花は黄緑色で小さく、花弁は開花と同時に落ちる。雄花序は多花、雌花序は疎ら。雄花では雄しべが長く、雌花では短い。果実(液果)は球形で、径約6mm、黒熟する。葉の切れ込みの深い品種をキクバエビヅルといい、西日本に多い。
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