アキノノゲシ


              ’25.10.27撮影 平尾台(福岡県)

コンパクトなアキノノゲシが秋風にゆれています。
同じ時期、湿地に咲くスイランは鮮やかな黄色の花を咲かせますが、
アキノノゲシは同じ黄色系統でも色褪せたような色。
花色は地味ですが、驚くほど大きくなって、目立っている個体もあります。



              ’25.10.27撮影 平尾台(福岡県)

蕾は円柱形ですが、花が終わると下部がふくらみます。



              ’25.10.27撮影 平尾台(福岡県)





                 ’17.9.24撮影 志賀島(福岡県)



                                  ’17.9.24撮影 志賀島(福岡県)

花が咲くころになるとノッポになります。



                ’19.10.6撮影 北松浦郡(長崎県)

 Lactuca indica L.
アキノノゲシ(秋の野罌粟)/ キク科 アキノノゲシ属 1~2年草 / 8~11月 / 日本全土
山野の日当たりのいい荒地、草地。草丈60~200cm。葉は互生して多数つき、根出葉は花時には枯れる。下部の葉は長楕円形で長さ10~25cm、逆向きの羽状に裂けるが、上部の葉は小さくて全縁。花は円錐花序になって多数つき、淡黄色で径約2cm。舌状花のみからなり、筒状花はない。総苞は長さ約1cm、花後に下部が膨れる。昼間開花し、夕方閉じる。葉の幅が細く、全縁のものをホソバアキノノゲシという。 

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