アキカラマツ

アキカラマツ ’02.10.6
             ’02.10.6撮影 平尾台(福岡県)



                                    ’08.9.8撮影 平尾台(福岡県)

秋風が吹いて気持ちが良いのですが、写真を撮るときだけ止まってほしいな。





                                    ’05.8.3撮影 寒風山(愛媛/高知県)




アキカラマツだと思います。



こちらは萼片が紅紫色で、イシヅチカラマツに似ています。
が、、イシヅチカラマツの花期は6月なので、該当しません。
オオカラマツかな?
四国では剣山に分布しているようですが、撮影地は東赤石山。
母種のアキカラマツとしておきます。


               ’03.8.2撮影 東赤石山(愛媛県)



                                   ’03.8.2撮影 東赤石山(愛媛県)

 Thalictrum minus L. var. kemense (Fr.) Trelease
オオカラマツ(大唐松)/キンポウゲ科 カラマツソウ属 多年草/7~8月/北、本(中部地方以北)、四(剣山)
アキカラマツの変種で高山型。果柄が長さ10~40mmと長く、葉の下面と瘦果に腺毛があるもの。アキカラマツより高所に生育する。オオカラマツも変異に富み、高さが20~160cmと変化するため、コカラマツの名もある。
  Thalictrum minus L. var. yamamotoi (Honda) Sugim. ex Kadota
イシヅチカラマツ(石鎚唐松)/キンポウゲ科 カラマツソウ属 多年草/6月/ 四,、九(宮崎県)
  石灰岩、サヌカイトの岩壁。高さ30~100cm。葉は長い柄があって互生し3出複葉、小葉は全緑で先は2~3裂し、基部は円形で短い柄がつく。茎や枝の上部に黄白色の花を円錐状の花序に多数つける。花は直径は約1.5cm で、淡紫色の萼片は開花後すぐに落ち、雄しべは長く上半部の葯は黄色でよく目立つ。 

アキカラマツの変種で、特徴は葉の裏面に腺点があり、痩果と果柄に腺毛が生え、果柄が長さ5~11mm、花期が6月であること。アキカラマツの花期は7~9月。 
Thalictrum minus L. var. hypoleucum (Siebold et Zucc.)Miq.
 アキカラマツ(秋唐松)/キンポウゲ科 カラマツソウ属 多年草/7~9月/ 北~九(奄美大島)
  海岸から高山。茎は高さ15~200cm、直立し、上部で分枝する。根出葉は花期にも生存し、3~5回3出複葉、小葉は黄緑色、卵形~広卵形あるいは倒卵形、長さ0.5~5cm、幅0.5~3.5cm、3浅裂、葉脈は下面に隆起し、托葉と小托葉は
膜質、暗褐色で鋸歯がある。花序は円錐状、径2~20cm、花柄は長さ0.2~1cm。萼片は卵状楕円形、長さ4mm、黄白色、早落性。雄蕊は長さ8mm、葯は長さ1.5~2mm、黄白色、花糸は糸状で葯より細く、葯隔は突出する。瘦果は1~4個、長さ3~4mm、紡錘形、無毛あるいはまばらに腺毛があり、8~10本の稜があり、斜開し、3~7mmの柄がある。花柱は長さ1mmで斜上し、柱頭は三角状。 

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