ナガバヤブマオ
’24.8.10撮影 久山町(福岡県)
葉の表面は光沢があり、葉柄が強く赤みを帯びているところもあり、美しいです。
長い花序は雌花序でしょうか。
下部には雄花序、上部には雌花序を付けるようなのですが、
雄花序が見当たりません。
’24.8.10撮影 久山町(福岡県)
’22.8.27撮影 九重町(大分県)
葉が長く、光沢があります。
ヤブマオとは似ていません。
何方かというと葉の形はカラムシに似ています。
’22.8.27撮影 九重町(大分県)
若い果実でしょうか。
Boehmeria sieboldiana Blume
ナガバヤブマオ
(長葉藪麻苧)/イラクサ科 ヤブマオ属 多年草/8~10月/本州(山形県・宮城県以南)〜沖縄
山地に生える。茎は高さ1~2m。葉は対生し、葉柄は長いが、葉身より短い。葉身は卵状長楕円形、長さ10~20cm、鋭尖頭、ふちにそろった鋭鋸歯が17個以上あり、3主脈が目立ち、質やや薄く、葉表面は光沢があり、両面まばらに寝た短毛がある。雌雄同株。葉腋にヤブマオより細い、長さ約20㎝の穂状花序をつける。下部には雄花序、上部には雌花序を付ける。雄花は球状に集り、花被片4、雄しべ4。雌花も球状に集る。花被筒に包まれた果実は倒卵形または広倒卵形、長さ1.5mm、上部にだけ短毛がある。柱頭は長さ1.5mm。本土産の染色体数は2n=42(3倍体)で無融合生殖をおこなう。
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